プログラミング初心者がAIと一緒にブログを作ってみた
プログラミング初心者の私が、AIに手伝ってもらいながらブログを一から作り、独自ドメインで公開するまでの記録です。つまずいたところと、AIと作業するときのコツもまとめました。

こんにちは、レノです。通信業界で8年、Webライターとして5年働いてきました。AIはもう5年ほど使っていますが、プログラミングはPythonを3か月学んで、基礎がわかる程度です。
そんな私が、AIに手伝ってもらいながら、このブログ「AIとつくるブログ」を一から作り、独自ドメインで公開しました。この記事では、その流れと、途中でつまずいたこと、AIと一緒に作業するときに大事だと感じたことをまとめます。
もともとIT分野に興味があり、これまでは情報を集めることが中心でした。集めてきた知識を、今度は自分から発信してみたい。そう思ったのが、このブログを始めたきっかけです。
使った道具
今回使ったのは、次の道具です。
- ChatGPT(チャットジーピーティー):OpenAI社のAI。最初の相談相手として使った
- Claude Code(クロード・コード):Anthropic社のAI。パソコンの中のファイルを読み書きしたり、コマンドを実行したりしながら、作業を手伝ってくれる
- EmDash(エムダッシュ):ブログの記事やページを管理する仕組み(CMS)。Astroという道具の上で動く
- Cloudflare(クラウドフレア):ブログを世界に公開するためのサービス。サイト本体(Workers)、データベース(D1)、画像の保管場所(R2)、ドメインの取得まで、ひとつのアカウントでそろう
AIには慣れていましたが、EmDashとCloudflareは初めて触るものでした。わからない言葉は、その都度AIに説明してもらいながら進めました。
作ったものと、作業の流れ
作業は大きく分けて、次の順番で進めました。
1. デザインを整える
最初は英語のシンプルなテンプレートでした。「AIの情報ブログらしく、信頼感のある見た目にしたい」と伝えて、色やカードのデザインを整えてもらいました。
ダークモードでは濃い紺色(#0F1523)を背景にし、青・紫・ティールの3色をアクセントにしています。ライトモードのキャッチフレーズの色も、読みやすさを数値で確かめながら調整しました。
目指したのは、シックで落ち着いた雰囲気です。AIの話題は派手な見た目になりがちですが、じっくり読んでもらえるように、色数をおさえて目が疲れにくい配色にしました。
2. 日本語に直す
テンプレートの「Skip to content」「Latest posts」などの英語を、自然な日本語に直してもらいました。日付は「2026年11月3日」、読了時間は「約3分で読めます」の形にしています。
日本語のフォントも指定しました。英数字はInter、日本語はヒラギノ角ゴやNoto Sans JPなど、読む人の端末にあるフォントで表示されます。日本語は文字が詰まって見えやすいので、行間も少し広げました。
3. 収益化に必要なページを作る
将来、AdSenseやアフィリエイトに申し込むことを考えて、次の3つのページを先に作りました。
- このブログについて(運営者情報)
- プライバシーポリシー・免責事項
- お問い合わせ
お問い合わせは、メールアドレスを公開しなくて済むように、Googleフォームで受け付ける形にしました。フォームの質問や設定も、AIと相談しながら決めています。
4. 独自ドメインで公開する
最初は、すでに持っているドメインのサブドメインを使おうと考えていました。ところが、Cloudflareで独自ドメインを使うには、そのドメインの管理(DNS)をCloudflareに移す必要がありました。
すでにWordPressのサイトや、いくつかのサブドメインが動いているドメインだったので、移すと運営中のサイトへの影響が大きいと判断しました。そこで、このブログ用に新しいドメイン「lenolab.net」をCloudflareで取得しました。
つまずいたこと
いちばんヒヤッとしたのは、公開の作業です。
最初に公開したとき、ブログが新しいデータベースではなく、以前テストで作った古いデータベースにつながってしまいました。原因は、パソコンの中で練習用のデータを使い続けるために足した設定が、本番の公開にも使われていたことでした。
この失敗のあとは、本番に出す前に「お試しの公開(dry-run)」で、どのデータベースにつながるかを必ず確かめるようにしました。設定を直して、お試しで正しいつながり先を確かめてから公開し直したところ、無事に新しいデータベースで動き出しました。
もうひとつは、ドメインを取った直後に、自分のパソコンだけサイトが開けなかったことです。家のWi-Fiの機械が「まだそのドメインは存在しない」という古い情報を覚えていたのが原因でした。しばらく待つと、自然に開けるようになりました。
実は、つまずきはこれだけではありません。EmDash CMSはまだ新しい仕組みで、ネット上の情報がとても少ないのです。困ったときに検索しても、答えがなかなか見つかりませんでした。
また、最初はあえてChatGPTに手伝ってもらいながら始めました。ところが途中でトラブルが起きたとき、うまく解決できなくなってしまいました。そこで、パソコンの中のファイルを直接確かめながら作業できるClaude Codeに切り替えたところ、作業を最後まで進められました。AIにも得意・不得意があり、作業に合わせて使い分けることが大切だと実感しました。
AIと一緒に作業してわかった、3つのコツ
コツ1:作業は小さく区切って、毎回確認する
「デザイン」「日本語化」「固定ページ」のように作業を区切り、ひとつ終わるたびに画面で確認しました。一度に全部を頼むより、どこで何が変わったのかがわかりやすく、やり直しも簡単です。
コツ2:元に戻せるようにしておく
作業の前には、変更するファイルのバックアップを取ってもらいました。途中からは、変更の記録を残せる「git」という仕組みも使い始めました。失敗しても戻せる安心感があると、思い切って試せます。
コツ3:大事な操作は、人間が最後に決める
本番への公開や、データの削除、ドメインの購入などは、AIに任せきりにせず、自分で内容を確かめてから実行しました。AIも、元に戻せない操作の前には必ず確認を求めてくれました。実際、公開のつまずきに気づけたのも、結果の表示を一緒に確かめていたからです。
まとめ
プログラミングの知識がほとんどなくても、AIに手伝ってもらえば、ブログを一から作って独自ドメインで公開するところまでたどり着けました。
ただし、AIは何でも自動でやってくれる魔法ではありません。何を作りたいかを伝え、出てきた結果を確かめ、大事なことは自分で決める。この役割分担がうまくいくと、AIはとても心強い相棒になります。
これからこのブログでは、多くの人に使われている人気のLLM(ChatGPTやClaudeのような、文章を扱うAI)をはじめ、便利なAIツールの情報を中心に発信していきます。ゆくゆくは、通信業界での経験を活かして、通信インフラやデジタル端末の話題にも広げていくつもりです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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